芥川賞受賞「コンビニ人間」がコンビニの書籍販売を盛り上げる?!

 セブンイレブン 
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第155回芥川賞受賞をした「コンビニ人間」が話題となっています。
私も読みましたが、これが非常に面白くコンビニの裏側を垣間見た気分になりました。

コンビニ人間

主人公はコンビニ店員。小説の中で店員の動きがとてもリアルに表現されています。セールや品出しなどの描写があまりに細かいので、作者の取材力に感心しながら読んでいました。

ところが、取材ではなかったのです。

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後から知ったのですが、作者の村田沙耶香さんは作家とコンビニバイトの二足のわらじ。現在もコンビニでアルバイトをしているのです。

実体験に適うものはありません。リアルな描写に納得しました。

村田さんはバイトのある日の方が筆が進むらしく、編集者に「バイトを増やしたら?」とアドバイスを受けたこともあるようです。
バイトの日は仕事スイッチが入るのかもしれませんね。

セブンイレブンで「コンビニ人間」サイン会!

コンビニ店員でもある作者が「コンビニ人間」という小説を書き、芥川賞を受賞。
業界ナンバーワンのセブンイレブンがこんなおいしいニュースを放っておくわけがありません。

受賞決定後すぐにセブンイレブンはサイン会の交渉をしました。
なんと実現!
8月24日に東京都千代田区のセブンイレブン神田専大通り店でサイン会を開催したのです。
130人もの人が駆けつけ、賑わいを見せました。

サイン会はコンビニとしては新しい試みです。
セブンイレブンの新しい一歩が、いつの間にかコンビニ業界の常識となっていることは多々あります。
挽きたてコーヒーやドーナツの販売などもその例です。

となると、これからコンビニでサイン会が普通に行われる可能性も出て来ます。コンビニは商品開発でもキャンペーンでも、結果が伴えば続行されることが多いです。
近くのコンビニで有名作家に会えたら嬉しく思います。このようなイベントが定着するといいですね。

コンビニの書籍販売、成功の鍵は?!

ちょうどセブンイレブンやローソンは書籍販売に力を入れていました。2社ともに、「コンビニ人間」を積極的に販売していく姿勢を見せています。

とは言え、数あるコンビニの中で書籍を扱う店舗はまだ一部に過ぎません。

ローソンは取り扱い店舗を公式サイトで検索できるようにしています。検索サービスを用意するということは、この分野を大事にしているのでしょう。

ローソン公式サイト・今のおすすめ本はコレ!

出版不況の中、本の面白さをどのように伝えていくかが今後の課題となっていくはずです。

コンビニはキャンペーンのノウハウを持っています。キャンペーンを上手く取り入れてくれると楽しくなりそうですね。
コンビニで書籍がどんどん売れるようになり、活字離れを食い止める。そんな壮大なことを今の日本のコンビニなら実現できるかもしれません。

いずれにしても、「コンビニ人間」が書籍販売においてコンビニの背中を押しているのは間違いありません。今後、どれだけ書籍販売が伸びるのか見ものです。

【参考】
コンビニ、書籍に注力なぜ? 芥川賞作家のサイン会も
『コンビニ人間』村田早耶香氏、コンビニでサイン会「異常としか言いようがない」

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